【Nobusan Blog】古都観光・お食事・土産

 * 海外お客様の目線で京都・奈良や日本人のおかしな不思議なども掲載します。


春爛漫の侘び寂びのお寺

日蓮宗本山、本法寺。本阿弥家の菩提寺で、長谷川等伯や本阿弥光悦らの秀逸した宝物を多く所蔵しています。本法寺友の会(年会費3000円)も発足、「巴の庭」など通常拝観が一年間フリーパス、さらに「春季特別寺宝展」拝観券進呈でお奨めです。

 

裏千家の庭のようなお寺の参道では桜の次に、山吹やツツジ、そして梅雨には紫陽花が楽しめます。

長谷川等伯の像
長谷川等伯の像

山吹の花

山里桜のエピローグ

常照皇寺。臨済宗天龍寺派の禅寺。光厳(こうごん)法皇によって貞治(じょうじ)元年(1362年)に開かれ、歴代天皇の帰依を得た皇室ゆかりのお寺。歴代天皇の位牌も安置されています。

国の天然記念物の「九重桜」をはじめ、御所から株分けしたといわれる「左近の桜」、一重と八重が一枝に咲く「御車返しの桜」など名木でも有名です。境内までの山道はやや険しいですが、その分、禅寺の雰囲気があるお寺です。

 

京の桜前線も最終章となりました。今が満開。近くの福徳寺、魚ヶ渕のつり橋、百年桜などもお奨めです。

桜守のさくら

日本で一番桜を知り尽くし愛する桜守・佐野藤右衛門(さのとうえもん)邸の桜。嵯峨野・山越にある「植藤造園」の当主が代々引き継ぐ屋号が「佐野藤右衛門」。

この季節は無料で開放していますので、桜を純粋に鑑賞したい方にはお奨めです。

サクラの原谷苑

啓翁彼岸桜、薄墨桜、紅、円山、醍醐しだれ桜、染井吉野桜などの様々なサクラに加え、馬酔木、ミツマタ、みずき、椿、わび助、吉野ツツジ、ぼけ、山吹、連翹、雪柳などの春の花木も、順次、咲き乱れる庭園です。

入苑料は、面白いことに見頃によって価格が変わる変動制。最高料金1,500円。

現在の料金は1,500円、まさに今が見頃の花園です。

桜晴の茶坊主界隈

茶坊主千家の界隈には、禅寺ではなく以外にも日蓮宗のお寺が点在しています。裏千家の庭のような本法寺や妙蓮寺・妙顕寺・妙覚寺と、とても紛らわしい寺名となっていますが、隠れ桜の名所ともなっています。

染井吉野が、少し散り始めてきましたが、枝垂れ桜は色を濃くしてきました。

今日は久しぶりに良いお天気のお花見日和となりました。

それにしても千家の界隈は、京都でも少し異次元の世界です。日本人も青い目をした金髪の方々も、皆さん着物姿。

中には三度笠姿の股旅者の外国の方とすれ違うことがあります。これには驚きですが、皆さん凛とした礼儀作法で接してくれます。


桜曇りの鴨川

鴨川の桜. 植物園の脇にある半木の道(なからぎのみち)界隈。京都の桜街道です。遠くの山は比叡山と大文字山の東山三十六峰。

多くの方々がお昼のお弁当をひろげながら桜見物でした。

春嵐の桜

今日は朝から風も強く雨も降り注いでいましたが、満開まもない桜花のため、頑張ってくれました。良かったです。

今年の桜は、長~く楽しませてくれそうです。

定点観測の桜 本法寺
定点観測の桜 本法寺

観光地景観のための無電柱化

茶坊主界隈にある小川通での無電柱化が完成。とてもすっきり、石畳の舗装も情緒豊かな京都らしいたたずまいの小路になりました。この界隈の桜もより映えます。

大河内山荘・龍安寺の桜

大河内山荘、時代劇の名優、大河内傳次郎が生涯をかけて創り上げた名園の桜と龍安寺鏡容池の桜。今年の桜は、まだ、楽しめることでしょう。明日の天気も気になります。

 

ところで、龍安寺の副住職に、石田三成公の菩提寺の妙心寺「壽聖院」の住職が就任します。このお坊さん、同じく妙心寺「退蔵院」住職の次男坊。このお坊さんはまだまだお若いですが、優秀な僧侶です。おめでとうございます。これを機会に益々、仏道に成ぜんことを願っています。

一方では、お坊さんの世界も人材不足。格の高いお寺であれば、よりオープンマインドに外から公募、登用する考えも重要と考えます。機会均等の考え方はお寺の基本でしょう。それにしても,昨今は高学歴のお坊さんが多くなりました。特に禅宗は哲学に近い宗教だからかもしれません。


春の花木ミツマタ
春の花木ミツマタ

上賀茂神社の葵桂(あおいかつら)

上賀茂神社、正式には賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)。ユネスコの世界遺産。

5月15日(陰暦四月の中の酉の日)に行なわれる葵祭は、下鴨神社との例祭。

葵祭は、御祭神の賀茂別雷大神が、神社の上にある神山(こうやま)に御降臨された際、“葵と桂を編びお祭りせよ。そうすれば私に会える”と伝えられたのが始まり。

お祭りでは、葵と桂を編んだ『葵桂(あおいかつら)』を内裏寝殿の御簾(みす)をはじめ、牛車、勅使、供奉者の衣冠、牛馬に到るまで飾りつけます。


徳川家の三ツ葉葵の神紋も、家康が信仰したというこの神紋に由来。

現在、葵祭に必要なフタバ葵の自生地が鹿害で激減、これを増やすため当地住民らがプランターなどで協力して育てています。

同じように祇園祭りの粽(チマキ)に使うチマキザサも鹿害により激減、ボランティアによる育成が行われています。

伝統文化を守り、承継して行くためには、その基本となる京の自然を守る活動など多くの方々の支えや努力などが必要です。

 

皆さまのご理解やご協力をお願いできましら嬉しい限りです。宜しく、お願い致します。

醍醐のお花見・・・桜雨(さくらあめ)

醍醐寺。真言宗醍醐派総本山。ご本尊は薬師如来。醍醐の花見。旧暦の慶長3年3月15日(1598年4月20日)、豊臣秀吉最晩年(死の半年前)に醍醐寺三宝院で催した花見の宴。

秀頼・北政所・淀殿ら近親者を初め、諸大名からその配下の女房女中衆約1300人を召し従えた盛大な催しでした。晴天の下、「天下泰平日本万歳!」の気分だったことでしょう。

今朝の京都は桜を濡らす雨が降っています。お花見は傘が必要ですが、しっとりとした桜が楽しめそうです。

ちょっとしたことでもすぐに散ってしまう儚い桜の花。でも、霧雨の中の「桜雨」は、花には潤いになります。


比叡山・日の出ビュー

比叡山・天台宗総本山、日本仏教のメッカ。多くの名僧が若き時代に、この山で厳しい修行に専念。この日の出も数多く見たことでしょう。


旧近衛邸跡地の「糸桜」

京都御苑の北西側にある旧近衛邸跡地の「枝垂れ桜」。ソメイヨシノよりも早く咲く枝垂れ桜。

この垂れ桜(シダレザクラ)は「糸桜」と呼ばれ、近衛邸が現在の同志社の場所にあった頃から有名な桜でした。

デヴィド ボーイが涙したお寺

正伝寺(しょうでんじ)。西賀茂にある臨済宗南禅寺派。本堂前の小堀遠州作の「枯山水の庭」は、白壁越しに比叡山を望む借景式庭園。これからの枝垂桜や皐月の花、新緑の時期は特に素晴らしい風景となります。

 

このお寺は親日家だったDavid Bowieもこよなく愛し、感動した場所。また、谷村新司も幾度となく訪づれている心安らぐ場所です。

建仁寺の雲竜図

建仁寺。臨済宗建仁寺派大本山、京都五山の三位。開祖は日本に正式に臨済宗を伝えた栄西(ようさい、昔の教科書では”えいさい")。浄土宗の祖、法然上人と同じく平安時代末期を生きた名僧の一人。

このお寺の法堂(はっとう)の天井に描かれている墨画雲竜図「阿吽の龍」(双龍図)。

2対の龍で、さらに爪が「五爪」で、その昔、中国の皇帝しか使うことしかできない代物。朝鮮では「四爪」、日本は「三爪」となっていました。

 

この双龍図は、2002年に建仁寺の創建八百年を記念し、今までの常識を超えた作品にしようと小泉淳作画伯によって2年の歳月をかけて描かれた大作。

禅寺の教えの基本にある円(=宇宙)から、四角い畳108畳にも及ぶ大キャンパスに描かれました。お披露目において、とある中国からの高僧が見て、「なんと怖れ多いことか」と呟いたとか。

さぞかし、この大胆な挑戦には度肝を抜かれたことでしょう。

 

春を呼ぶMS Queen Elizabeth

神戸港のクイーン・エリザベス号。3月13日に神戸港を出港後、鹿児島・釜山・広島・高知を寄港し、3月20日の今朝、再び神戸港に入港したところをお出向かいに伺いました。

世界で最も有名な豪華客船だけあり、瀟洒なリゾートマンションのようです。

 

NHKブラタモリでも紹介されていました神戸港は「天然の良港」。2017年は神戸港開港150年の記念の年ですが、神戸港の歴史は古く、約1300年前の奈良時代から記録が残っているそうです。

平安京スーパースター紫式部・小野篁墓所

何故か「紫式部」と「小野篁」のお墓が並んで置かれています。島津製作所の紫野工場敷地の一角(北大路堀川下る)。

 

平安時代の著名人として、枕草子の「清少納言」、源氏物語の「紫式部」、摩訶不思議の「小野篁」(おののたかむら)や日本史上屈指の陰陽師「安倍晴明」(あべのせいめい)等々が挙げられます。

これらの方々が生きた史跡や逸話が数多くありますが、 紫式部が晩年を過したとされる「雲林院」(臨済宗大徳寺派)は、このお墓の西に残っています。墓建立の経緯は不明とされていますが、少なくとも室町時代には存在していたと云えられています。

 

墓所もかつては雲林院境内に含まれていたとみられ、雲林院は源氏物語第10帖「賢木(さかき)」の巻にも登場していますので、何らかの縁があったことかと想像できます。

 

京都駅伝では、この前がコースとなっていますが、命のバトンタッチも同じです。東日本大震災から6年、京都のお寺でも七回忌法要が行われました。自身を犠牲にして誰かを助けた人がいなければ、今はないことを心から感謝したいと思います。合掌。

市内一望の嵐山サルの楽園

嵐山の岩田山の猿公園。欧米にはお猿さんがいないため、人気の観光スポット。

約130頭の野生のニホンザルが暮らしています。少々きついですが急な山道を20分程歩くと山頂に到着。見どころは餌付けされたお猿たちが山頂に集まる餌まき、開園後2回。観察する時は、お猿さんに触ったり、目をじっと見つめることは危険です。

 

また、小屋の中から金網越しに餌を食べさせることもできます。注意しながらフレンドリーに楽しみましょう。人が小屋の中にいる姿もおもしろい光景です。

 

展望台からは、京都市内が一望できます。1ヵ月後の桜も楽しみです。

京の先の大戦の古戦場

京都人のジョークのような話に「先の大戦は?」との問いに「応仁の乱やなぁ。うちは幸い燃えずにすんだ」との答え。

この先の大戦は、室町後期、諸大名が東西両軍に分かれ、洛中を主戦場として戦った10年にも及んだ応仁の乱(応仁元年1467-文明9年1477)。東軍総大将の細川勝元、西軍総大将の山名宗全(そうぜん)の時の実力者の対立に、将軍後継問題や将軍補佐役の管領家の家督争いが絡んだものと云われています。

 

京都市街は応仁の乱以降は、幕末の戦乱、第二次世界大戦でB-52からの爆弾被害を受けましたが、洛中が廃墟と化したのは確かに応仁の乱。神社仏閣はほぼすべて消失。

 

今でも山名宗全の陣地・西陣の子たちは悪さをすると、親から「そうぜんさんの亡霊が出はるよ」とお灸をすえられます。「赤入道」と云われた宗全、西陣ではとても怖い存在です。

 

今年は応仁の乱が起きて550年の節目となります。

世界のモルトウィスキー

山崎蒸溜所。長岡京のお隣の島本町山崎にあるサントリーのシングルモルトウイスキーの蒸留所。NHK朝の連続小説「マッサン」でも登場した「日本のウイスキーの父」、竹鶴政孝が所長を勤めたことのある森に囲まれた場所に建つ蒸溜所です。

今や本場スコットランドもうならせる世界のシングルモルト「山崎」。日本人の繊細な感性が世界を凌駕した商品の一つです。

 

この立役者が日本人として初めてウイスキー殿堂入りしたブレンダー輿水精一さん。ブレンデッド・ウイスキーの最高峰「響30年」やシングルモルト「山崎50年・35年」を世に送り出した方。昨春、縁があり講演を拝聴する機会がありましたが、「マッサン」と同様、愚直にこだわり続ける者のみが達成できる域であることを思いました。その原点は誰もが持っている「無我夢中」という好奇心かもしれません。

 

山崎蒸溜所では、約1時間半の製造工程の見学とティストを楽しむことができます。

シングルモルトを嗜むには、スプーンと一滴の水が必需品。その答えは、是非、現地でご確認ください。驚きの香りに感動することでしょう。中島みゆきの「麦の唄」のメロディや歌詞も呼び起こします。

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