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晩秋の大石内蔵助隠棲の寺

岩屋寺。曹洞宗永平寺派天寧寺の末寺。本尊は不動明王。赤穂浪士・大石内蔵助(良雄)の隠棲地として有名。本堂の本尊の周りには、浅野野内匠頭、赤穂浪士・四十七士の位牌が並べられています。また、内蔵助が使用した文机や鍵付き貴重品箱などの遺品が展示され、境内には遺髪塚もあります。

 

赤穂城明渡し後、山城国山科のこの地に隠棲、四季の移ろいを眺めながら密かに討入りの策を練ったと云われています。討ち入りの12月14日には、「山科義士まつり」が開催されます。この地には、浪士縁の瑞光院、大石神社 花山稲荷、毘沙門堂などが点在します。

 

早くも来週からは師走に入ります。しばし静寂な京都になります。