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鹿王院 沙羅の花

鹿王院(ろくおういん)。臨済宗単立寺院。山号は覚雄山。本尊は釈迦如来。開基は足利義満。

客殿には義満筆の扁額「鹿王院」が掲げられています。客殿の前のお庭は舎利殿と嵐山を借景とし、苔で覆われ、石組と植え込みを配した平庭式の枯山水庭園。その奥には大きなナツツバキ(沙羅双樹)が花を咲かせていました。このお庭は舎利殿が建立された宝暦13年(1763年)頃の造園と推定されます。

また、茶室「芥室」は俳優大河内傳次郎の寄進のもの、ただし非公開。

 

久しぶりの梅雨空、お日様も顔を出し、苔が映えるお庭で鶯が鳴いていました。→Listen to it for 35 sec.

このお寺は女性を対象とした宿坊で、朝のお勤め、坐禅、朝食の精進料理、法話などが体験できます。

ちなみに、本当の沙羅双樹は琵琶湖烏丸半島の水生植物園にあります。

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