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天のエネルギー満ちる天神さん

北野天満宮。学門の神様、菅原道真公をお祀りする天神さん。

 

不思議伝説が多くある神秘的な神社、その一部をご紹介。

北野さんでは牛は神使とされ、境内には「臥牛」(横たわった牛)の像がたくさんあります。

悪い所の箇所と牛の同じ箇所をなでると良くなることから、特に黒光りしている牛やその箇所に御利益があるかもしれません。

 

境内北西には少し小高い「天狗山」があります。天狗が棲むとの言い伝えがある鞍馬山の天狗が参拝に降りてきたのかもしれません。

毎月25日は北野さんの縁日。

参道には早朝から日暮れ頃までお好み焼き、たこ焼きなどの食べ物、古着、骨董、季節の植木などの露天と周辺にも市が立ち、最近は海外のお客様で大賑わい。

露天商も、英語、フランス語、中国語などを駆使しながら、身振り手振りで接客する姿を眺めるのも楽しいもの。骨董屋さんは人気です。

このような市は海外でもあり、万国共通の楽しみがあります。

裏門には400年以上も続く「長五郎餅」のお店。

天正15年(1587年)、秀吉の北野大茶会で用いられたという薄い餅皮に餡を包んだ上品な名菓、秀吉や千利休なども口にしたことでしょう。

賞味期間は2日と短くも、参拝後、御利益が増すと云われ、子や孫のために必ず持ち帰る常連さんもいます。

 

北野さんの長五郎餅と弘法さん(東寺)の東寺餅、どちらも京のおまんやさん。

「3時のおやつにむしやしないにしぃーな」

 

なお、秋限定の栗まんじゅうでは小松屋さん(「栗餅」)でしょう。

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