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算盤面の妙心寺の秋

妙心寺。臨済宗妙心寺派大本山。臨済宗寺院約6,000か寺のうち、約3,500のお寺を妙心寺派で占め、財政的にはかなり苦難で節約に徹し、合理化した運営に徹底したことから「算盤(そろばん)づら」と言われます。

その塔頭の一つが退蔵院。妙心寺第三世・無因宗因(むいんそういん)が開山。初期水墨画の代表作の如拙(じょせつ)筆の国宝「瓢鮎図」を所蔵。

 

静かな佇まいの中、落ち着いてお庭の紅葉を愛で、また、水琴窟の音色を聴くことで気持ちも澄んできます。