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梅香る城南宮

 

城南宮(じょうなんぐう)。

平安時代初期の794年、桓武天皇が平安京を造営する際に、都の南を守護するために創建されたと伝えられ、古来より「方除け」の神として信仰され、引っ越しや建築の際に災いを避けるご利益があるとされてきました。また、平安時代の貴族たちが舟遊びや和歌の会を楽しんだ「曲水の宴(きょくすいのうたげ)」が行われる場所としても知られ、現在でもその風雅な行事が再現されています。

 

梅の花が咲く今の時期は、まさに平安の雅(みやび)を感じることができる特別な時間が流れます。

城南宮の神苑「楽水苑(らくすいえん)」には、約150本ものしだれ梅が植えられ、例年2月中旬から3月中旬にかけて見頃を迎えます。

枝垂れた枝に咲く淡紅色や白の花々が、花の滝のように咲き乱れる様子は圧巻です。

「しだれ梅と椿まつり」の期間中は多くの人で賑わいます。

 

梅の香りが漂う中、苔むした庭園や小川のせせらぎとともに、ゆったりとした時間を過ごすことができるのも魅力のひとつです。************************************

市内伏見区にある城南宮(じょうなんぐう)、「楽水苑(らくすいえん)」

●比叡山を借景とする枯山水庭園(京都市指定文化財)の作庭は小堀遠州作と伝承。